受験生必見!! 効率的な勉強法とは何??

語学系学習法




効率的な勉強の定義とは??

効率的な学習とは何でしょう?言語習得に限ることなく、効率的な学習をすることはとても大切なことです。そうすることによって、学習時間を短縮することができ、遊ぶ時間が増えるかもしれませんし、より応用的なことを学べる可能性もあります。では、効率的な学習とは一体何でしょうか?

それは、

質×量の値が大きいこと

と言えるでしょう。どんなに質の高い勉強でも量がないと覚えることができませんし、どんなに量が多くても質が高くないと効率的とは言えません。少し例を挙げてみましょう。定期テストの前のテスト期間をイメージしてください。

パターンA 毎日1時間しか勉強しないけれども、めちゃくちゃ集中する。
パターンB 毎日6時間寝る間も惜しんで勉強するけれども集中はできない。

パターンAの場合は、質の高い勉強ができる可能性はありますが、圧倒的に勉強時間が足りず、テスト範囲を消化することはできません。一方でパターンB。勉強時間は足りていても、集中できていなければ脳に記憶する事が難しいと考えられます。勉強方法にも問題があるかもしれません。長く机に座ることのみに意識がいって、教科書の言葉をノート一語一句間違えることなく書き写すというような勉強をしている可能性もあります。

 

英語の習得において必要とされる時間は一般的に3000時間と言われています。言語習得における量の値は決まっているとすると、あとはどのように質の値を挙げていくことができるのかということを考える必要がありそうです。上記の式、つまり質×量の質の部分に当てはまる数が大きければ大きいほど答は大きくなり、答の値が大きければ大きいほど言語習得はできていると言えそうです。ちなみに日本の小中高における英語の授業時間は850時間と言われており、3000時間には圧倒的に足りていないことが分かると思います。つまり、学校の授業に参加しているだけでは言語習得はできないのです。そのため、授業外の学習が大切になっていきます。自分が英語を習得できないのは日本の英語教育のせいだと嘆く前に、授業外における能動的学習が必要ということですね。

 

ところで、どのような勉強法があるのでしょうか? 1975年にRubinとNaimanによって行われたGood Language Learners研究というものがあります。第二言語習得が上手くいっている人々は実際にどのような勉強をしているのかということを調査したものです。『上手な模倣は最も完全な独創である』というヴォルテールの言葉がありますが、まさしくその通りです!まずは成功者の模倣から入り、独自の勉強法というものを確立していけば良いのです。

 

さて、前置きはこのくらいにしておいて、、、、やっぱりあと一つだけ付け加えさせてください。

 

学習法というものは二つに分類できます。直接ストラテジーと間接ストラテジーです。ストラテジーとは戦略のことで、学習のための戦略と考えると分かりやすいです。直接ストラテジーとは、勉強と直接的に結びつく戦略、記憶法、認知法、補償法の3つに分けられます。どのように記憶するのか、理解するのか、問題を解決するのか、と言ったものですね。一方で、間接ストラテジーとはメタ認知、情意、社会的、の3つに分けることができます。勉強と間接的に関わること、つまり、目標設定であったり、メンタル的なものであったり、人との関わりであったり。分かりにくいと思うので、一つ一つしっかりと説明していきますね。まずは直接ストラテジーから参りましょう!

直接ストラテジーとは

先程述べたように、直接ストラテジーはさらに記憶、認知、補償の3つの戦略に分けることが可能です。まずは記憶ストラテジーから考えてみましょう!

記憶ストラテジー

漢字から見ても分かるように、どのように記憶をしていくかというものです。言語習得に関わる研究によって明らかになったものを6つ挙げていきます。

①イメージを活用する
これは単語を覚える時に文字だけで覚えるのではなく、画像を使って覚えるというものです。私は、覚えにくいをGoogleでイメージ検索し、視覚情報と共に覚えるということをしています。

 

②グループ化する
同義語や類義語、そして対義語などは一緒に覚えてしまった方が良いでしょう。同じことを言う際にも、一つの単語を繰り返し使うと文章が稚拙に感じられます。そのため言い換えは必要です。加えて、キッチン用語やスポーツ用語などをまとめて覚えることも有効です。

 

③文の中で使う
覚えようとした単語を実際に文章で使ってみるというもの。かなり有効な手法だと思います。より効果的なのが、自分が海外へ行ったことを想定して、イメージトレーニングをしながら実際に単語を使って文章を作ってみるという方法です。

 

④繰り返し復習する
人間は忘れる生き物です。そのため、一回で覚えるというのは一部の人を除いて不可能です。かの有名なエビングハウスの忘却曲線を見ても分かるように定期的な復習が必要です。私は、英単語を覚える際には以下のようなルーティーンを行っています。

①英単語帳で覚える単元を決める。
②一日の中でできる限り、①で決めた単元を繰り返す。
③布団に入り、今日覚えた単語を口で唱える。
④一週間後にテストをする。
⑤一か月後にテストをする。

これだけ勉強しても、全部覚えているかと聞かれるとそうではないです。そのため、忘れるものだと割り切ってしまい、根気強く勉強することが大切であると思います。

 

認知ストラテジー

①音や文字に注意して練習する。
英単語を日本語へ訳すことができても、使えなければあまり意味がありません。発音も大事ですし、聞き取りも、書き取りも大事です。そのため、英単語や英語のフレーズを覚える時に声に出して、音で聞いて、書いて覚えるというのも一つに方法です。書き取りの際は、スペルを覚えようとして書くことを重要視するよりも、その単語が使えるようになればいいなと思いながら書くことが大切です。五感を使って覚えていきましょう。

 

②ルールやパターンを見出す
接尾語や接頭語を把握することで、単語の理解は圧倒的に早くなります。接尾語を見るだけでも単語の意味が予測できることもあります。そこでおススメな単語帳が以下のものです。


鉄緑会東大英単語熟語鉄壁CD (<CD>)

スピーキング重視型の方は、Sitcoms系のドラマを観て、どのようなフレーズや単語が日常生活の中で使われているのかということを把握するのが良いと思います。試験対策型の人は、試験に沿った単語を覚える必要がありますし、ルールやパターンを把握するのは大事ですね。

 

③母国語と比較する
母国語と第二言語の形が全く違うというのは良くあることですよね?日本語であれば、主語の後にくるのは目的語で、その後に述語がきますが、英語であれば主語+述語、そして目的語という形です。そのため、第二言語として学習する言語の形を知るというのは大切なことです。

私に場合、現在フランス語の勉強もしていますが、英語とフランス語を比較して覚えています。違いとしては、英語では、形容詞が名詞を修飾する場合前からでも後ろからでもよいですが、フランス語では原則として後ろから修飾するというものが挙げられます。こんな形で気づきがありますし、英語とフランス語は単語が似ているものも多いので、比較することで覚えやすくなることもあります。(母国語ではないけれども、、、。)

 

④ノートにまとめたり、要約したりする
言語習得の際には、文法を勉強する方も多いと思います。文法がきっちりしていないと、なんちゃって外国語になったり、意味が全く違うものになってしまったりするので大事ですよね。その際に、文法書で勉強したことをノートにまとめたり、要約したりするというのは有効な手段です。しかし、文法書の内容をノートにまるっきり同じように書き写すというのはあまりよくない勉強法だと思います。すでに内容がまとまっている教科書をノートに書くのであれば、自分が苦手だと感じる箇所に絞るだとか、要点だけピックアップして、教科書を逐一見直す必要がないようにするなどのような工夫が必要です。何のためにノートを取るのか、目的を把握する必要がありそうです。

補償ストラテジー

このストラテジーは実際に言語を使っていく中で役に立ちそうです。

① 推測する
② ヒントを活用する
③ ジェスチャーを用いる
④ 別の表現を用いる

海外へ行って、実際に英語を使う場面で役に立ちそうですね。バラエティー番組の『世界の果てまでイッテQ』の企画である、「出川イングリッシュ」を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。出川さんは、補償ストラテジーをものすごい使っていますよね?出川さんは補償ストラテジーの天才と言えるでしょう!!

 

間接ストラテジー

意外と侮れないのがこの間接ストラテジーです。勉強の質を高めるのには欠かせないものではないでしょうか?

メタ認知ストラテジー

メタ認知とは、簡潔に言うと設定した目標から今自分がどこの位置にいるのかというのを把握するというものです。

具体的には

①目的、目標を明確化する
目的や目標がないのにも関わらず、勉強を続けていくというのはとても苦しいことではないでしょうか?目的や目標をクリアした後に味わう達成感はすさまじいですし、達成感の中毒になるから頑張れるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?目標を立てる時には、達成することが簡単な目標を多数、難しい目標を少数挙げると良いです。なぜなら、簡単な目標であっても達成することで成功体験を得ることができ、努力を続けようという気持ちになれるからです。

 

②計画する
ほとんどの場合、勉強するのは理由があります。受験のため、試験のため、留学のため、、、。人によって理由は様々ですが、大体の場合期限があります。受験日であったり、留学出発日であったり、、、。そこで重要になってくるのが計画です。私は、この計画がとても得意なので私のやり方を紹介したいと思います。

(1) 教材名を書きだす。(もしくはやらなくてはいけないこと)
(2) 優先順位をつける。
(3) 単元の個数を数え、期限までの日数で割る
(4) 大まかに予定を立てる
(5) 実行!

この際に、気をつけなくてはいけないのが予定をきつきつにしないことです。予備日を設け、予定通りに進まなくても、予備日で帳尻合わせができるようにすると良いです。予備日を設けても、予定通りにいかない場合には計画を見直す必要があります。しかし、計画を立てることだけに意識がいき、肝心の勉強ができないと意味がないので(ここ意外と盲点)、計画倒れにならないように、最初の時点で余裕を持った計画をたてる必要があります。

 

③学習行動をモニターする
これは、一日で勉強したことを書きだしてみたり、アプリを使って把握したりするというものです。これをすることで、勉強している科目や単元に偏りが出ていないか、自分の好きな科目ばかり勉強し、苦手な科目を後回しにしていないかどうかなど、傾向を知ることができます。以下のアプリはおススメです。

 

情意ストラテジー

①音楽を用いる
音楽を聴きながら勉強するというもの。私はできる限り無音の状態で勉強したいですが、中には音楽を聴きながらであると、勉強が捗るという方もいるようです。

②自分なりのリラックス法を用いる
私は、勉強と勉強の合間に音楽を2曲聞いています。休憩時間に2曲の音楽を聴くというのがルーティーン化し、勉強へのスイッチとなっています。

③自分でご褒美をあげる
何かを達成したら、自分にご褒美をあげるという方法。私は、ご褒美よりも罰の方が効きます。例としては、計画通りに勉強できなかったら私の大好きな “The Big Bang Theory”もしくは “Lie to me”を観ることを一週間禁じるなど。ただ、自分に厳しい方でなければ有効でないかもしれません。(時々、私も掟破りします。)

④自分の体調に注意を払う
自分をいたわってあげること。例えば、頭痛がひどい時はいつも頑張っているし今日は早く寝よう。そして明日から頑張ろう!大切ですね!

社会的ストラテジー

①友達と勉強する
友達と勉強するというのも一つの方法です。協力し合いながら理解していくこと。協力し合いはしないけれども、友達と勉強することによってお互いにライバル意識を持ち、集中力が高まる可能性もあります。切磋琢磨! ただ、仲の良すぎる友達と一緒に勉強し、おしゃべりで終わっちゃった、、、。ということがないようにしましょう。

 

② 家の外で勉強する
図書館やカフェなど、自分以外の人々が勉強していたり、作業していたりするところに身を置くことで集中できるということがあります。

 

③ 教える
自分で勉強したことを他人に教えること。これはかなりの勉強になります。自分が完璧に理解していないと人に教えるということはできません。裏を返せば、教えられるということは完璧に理解できているということなのです! せっかく勉強した知識を他の人に分け与えるのを惜しいと思わずに、がんがん教えていきましょう。どうしてもいやな場合は、家族の誰かに教える、飼い犬に教える、独り言として呟く。何でもいいので、アウトプットを意識するようにしましょう。

 

私は、学習スタイルというものに非常に興味があり、大学の授業を取ったり、本や論文を読んだりする中で学んでいます。そのため、これらの情報は単なる私の意見ではなく、実際の調査に基づくものであるということをお伝えしたいです。加えて、私自身色々なストラテジーを試していく中で、独自のスタイルを確立しつつあります。その証拠に、大学の試験では平均点に限らず、100点満点中90点台を連発しております。(ちょっと自慢!)

私がこのようなストラテジーについて興味を持った背景としては高校受験の成功と大学受験の失敗にあります。大学受験に関して言いますと、厳密には不合格通知は受け取っていませんし、大学へ入学してからというものの非常に満足した生活を送ることができているので失敗とは言えないと思います。しかし、大学受験への取り組みが高校受験の時と非常に異なり、モチベーションも維持できなかったため、学習について見直す必要があると思い、大学で勉強しています。

自分に合った学習スタイルを見出すためにも、色々な方法を試すというのは必要不可欠です!受験や試験間近に焦らないためにも早い段階から試してみてください!

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